2020年5月24日 【応募フォーム】SFCサポーターズ SFCを応援するサポーター。卒業生が運営する様々な事業のサービスを提供します。 「SFCのみんなにオススメしたい!」 Share シェア Facebookでシェアする ツイート Twitterに投稿する ピンする Pinterestでピンする Share シェア Facebookでシェアする ツイート Twitterに投稿する ピンする Pinterestでピンする 1件のコメント 酒井 翼 2020年6月12日 今年26歳になる代で、2010年に中学を卒業した酒井翼です。中野本郷SCから入って、同期だと秋元義弘や緋田優人、園木元などがいました。 卒業後は都立豊多摩高校でサッカーを続けたのち、大学は早稲田大学スポーツ科学部に進学。部活等には所属せずにスポーツマネジメントの勉強しながらビジネスを学び、現在は「渋谷からJリーグを目指すサッカークラブ」TOKYO CITY F.C.の運営会社で役員として事業全般を担当しています。 (立ち上げて7年目のチームですが、名古屋グランパスでJ1優勝経験がある阿部翔平選手や元ヴァンフォーレ甲府の柴村直弥選手などが所属しています) https://tcfc.jp/ 僕自身、SFCでは一度も公式戦に出たことはありませんでしたし、今振り返るとオスグットなどの怪我を言い訳にしてしまい非常にもったいない3年間を過ごしてしまいました。(ずっとCチームでした) 一方で、当時高山コーチや大倉コーチが気にかけてくれていたから3年間続けられたと思いますし、この時の後悔があったからこそ今の僕があるとも言えます。 当時関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。 今だからこそ分かること、現役生に伝えたいと思うことがあるので、少し長文になりますがここに記します。 まず一つ目は、(サッカーに限らず)今上手くいってなくても、必ず自分が輝く場所はあるので未来への希望を捨てないで欲しいことです。 僕自身、中学時代はとても難しい時期でした。ちょっとした「いじり」に耐えられなくてみんなと上手く馴染めなかったし、いわゆる「中二病」的な考え方をしていたし、かと言ってオスグットを言い訳にして練習を頑張る訳でもなく、、オブラートに包まずにいうと中学3年間で良い思い出はほとんどありません。 けど、それでもやっぱりサッカーは好きだったし、高校に進学して「スポーツマネジメント」という言葉を知ってから「ビジネスの世界からサッカー界や社会に貢献したい」と新しい夢を持つようになり、自分なりに努力を重ねて気の合う仲間に恵まれ、忙しく、プレッシャーが掛かる中でも本当に楽しい毎日を過ごしています。 二つ目は、プロを目指す子たちは、ぜひ自信を持ってその夢に向かって突き進んで欲しいことです。 SFCで万年Cチームだった僕が言うのも変ですが、、トップレベルの選手は決して雲の上の存在ではありません。 これは大学以降にJリーグのユース出身選手や高校サッカー選手権に出た選手、現役のプロ選手を身近で見るようになったり、一緒にプレーをしてみて気付いたことです。 トップレベルの選手とそうでない選手の差は、本当にわずかな意識と努力の積み重ねでしかないです。僕自身も「キック」だけに関しては一定の自信を持っていましたが、元Jリーガーの選手からも忖度なしに褒められます。 ただ、その他のちょっとしたボールコントロールやパスの正確性、トラップの置き所、相手のポジションを見てプレーを変える状況判断能力、切り替えの早さ、展開を先回りする予測、劣勢でも慌てない冷静さ、そして自分のプレーに対する自信などが何よりも違います。けどここで伝えたいことは、テクニックや体力に関しては基礎練習や分かりやすい努力を疎かにしなければ一定のレベルまで行けるので、それ以上に頭を使うことが大事ということです。むしろ、勝てるかどうかの差はそこで一番出てきます。 SFCでプレーしている皆さんは、決してテクニックなどで物凄い劣っている訳ではないと思います。だからそこは自信を持ちつつ、より頭を使うことも意識することで、プロに向かって自信を持って突き進んで欲しいなと思ってます。 長文になりましたが、僕自身、SFCに関連して2つの夢があります。一つは、TOKYO CITY F.C.というサッカークラブでアカデミーを立ち上げた暁には、SFCと対戦すること、二つ目は、SFCの卒業生がプロ契約で加入して活躍してくれることです。 現在、コロナ禍でコーチや事務局の皆さんも非常に苦心されていることと思います。しかし、人間が人間らしく生きていくためには間違いなく、サッカー、スポーツが必要ということも再認識出来たと思いますので、ぜひ一緒にこの苦難を乗り越えていければ嬉しいです。 コメントを残す 名前 メール メッセージ コメントは承認され次第、表示されます。
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今年26歳になる代で、2010年に中学を卒業した酒井翼です。中野本郷SCから入って、同期だと秋元義弘や緋田優人、園木元などがいました。
卒業後は都立豊多摩高校でサッカーを続けたのち、大学は早稲田大学スポーツ科学部に進学。部活等には所属せずにスポーツマネジメントの勉強しながらビジネスを学び、現在は「渋谷からJリーグを目指すサッカークラブ」TOKYO CITY F.C.の運営会社で役員として事業全般を担当しています。
(立ち上げて7年目のチームですが、名古屋グランパスでJ1優勝経験がある阿部翔平選手や元ヴァンフォーレ甲府の柴村直弥選手などが所属しています)
https://tcfc.jp/
僕自身、SFCでは一度も公式戦に出たことはありませんでしたし、今振り返るとオスグットなどの怪我を言い訳にしてしまい非常にもったいない3年間を過ごしてしまいました。(ずっとCチームでした)
一方で、当時高山コーチや大倉コーチが気にかけてくれていたから3年間続けられたと思いますし、この時の後悔があったからこそ今の僕があるとも言えます。
当時関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
今だからこそ分かること、現役生に伝えたいと思うことがあるので、少し長文になりますがここに記します。
まず一つ目は、(サッカーに限らず)今上手くいってなくても、必ず自分が輝く場所はあるので未来への希望を捨てないで欲しいことです。
僕自身、中学時代はとても難しい時期でした。ちょっとした「いじり」に耐えられなくてみんなと上手く馴染めなかったし、いわゆる「中二病」的な考え方をしていたし、かと言ってオスグットを言い訳にして練習を頑張る訳でもなく、、オブラートに包まずにいうと中学3年間で良い思い出はほとんどありません。
けど、それでもやっぱりサッカーは好きだったし、高校に進学して「スポーツマネジメント」という言葉を知ってから「ビジネスの世界からサッカー界や社会に貢献したい」と新しい夢を持つようになり、自分なりに努力を重ねて気の合う仲間に恵まれ、忙しく、プレッシャーが掛かる中でも本当に楽しい毎日を過ごしています。
二つ目は、プロを目指す子たちは、ぜひ自信を持ってその夢に向かって突き進んで欲しいことです。
SFCで万年Cチームだった僕が言うのも変ですが、、トップレベルの選手は決して雲の上の存在ではありません。
これは大学以降にJリーグのユース出身選手や高校サッカー選手権に出た選手、現役のプロ選手を身近で見るようになったり、一緒にプレーをしてみて気付いたことです。
トップレベルの選手とそうでない選手の差は、本当にわずかな意識と努力の積み重ねでしかないです。僕自身も「キック」だけに関しては一定の自信を持っていましたが、元Jリーガーの選手からも忖度なしに褒められます。
ただ、その他のちょっとしたボールコントロールやパスの正確性、トラップの置き所、相手のポジションを見てプレーを変える状況判断能力、切り替えの早さ、展開を先回りする予測、劣勢でも慌てない冷静さ、そして自分のプレーに対する自信などが何よりも違います。けどここで伝えたいことは、テクニックや体力に関しては基礎練習や分かりやすい努力を疎かにしなければ一定のレベルまで行けるので、それ以上に頭を使うことが大事ということです。むしろ、勝てるかどうかの差はそこで一番出てきます。
SFCでプレーしている皆さんは、決してテクニックなどで物凄い劣っている訳ではないと思います。だからそこは自信を持ちつつ、より頭を使うことも意識することで、プロに向かって自信を持って突き進んで欲しいなと思ってます。
長文になりましたが、僕自身、SFCに関連して2つの夢があります。一つは、TOKYO CITY F.C.というサッカークラブでアカデミーを立ち上げた暁には、SFCと対戦すること、二つ目は、SFCの卒業生がプロ契約で加入して活躍してくれることです。
現在、コロナ禍でコーチや事務局の皆さんも非常に苦心されていることと思います。しかし、人間が人間らしく生きていくためには間違いなく、サッカー、スポーツが必要ということも再認識出来たと思いますので、ぜひ一緒にこの苦難を乗り越えていければ嬉しいです。